2008年12月27日土曜日

事故・・・

乗り始めて数時間で早速事故に遭ってしまいました。怪我はありませんが、処理が一段落するまでブログの更新は停止します。

2008年12月26日金曜日

Quest 到着!











やっと来ました~~

どうやって梱包するのか興味津々だったのですが、木製パレットに載り、その上に段ボール箱でカバーされていました。パレットには車輪を金属ストラップで固定してあっただけです。 

ポジション出しもせずに早速近所を軽く走ってみましたが、平坦な道路ではとりあえず 49 km/h まで出ました。視界、回転半径は特に気になりません。 しかしまだカーブが怖いです、どのくらい急カーブ切って良いのかよく分からないので。

追ってまたインプレ投稿します・・・

回転半径: Quest vs. Mango

このビデオの 0:10~0:35 あたりを見ると Quest と Mango の回転半径の違いが良くわかります。どちらも公道(車道)では問題ないレベルだと思いますが、サイクリングロードで Quest は辛いようですね。

2008年12月25日木曜日

Quest 納車予定

元は19日「到着予定」となっていましたが、結局それは現地の営業所に着く予定だったようです。更に天候の都合で1日遅れ、現地営業所の都合で配達が一日遅れ、その間に土日が入り、更に24~25日はクリスマス休暇。 というわけでまだ届いてませんが、明日(26日)には必ず配達すると連絡がありました。 私のほうもクリスマス準備などで忙しかったのでちょうど良かったのですが・・・ でも万一明日来なかったらこちらから取りに行ってきます。

それまで youtube で見つけた Quest 画像をいくつか:



2008年12月19日金曜日

Aergo



もう一つ珍しいベロモービルのページを見かけたのでリンク: RBR Aerogo です。 昔 Aerolope という二輪ストリームライナーが売られていましたが、これの型を元に開発されたトライク用フルフェアリングです。

他のベロモービルと違い、屋根が固定、横から乗り降りする設計です。他のベロモービルに比べてシート角度が立っているので多少空気抵抗の面で損していると思いますが、視界、非視認性などの面では有利だと思います。ただ現在のプロトタイプはサスどころかフェンダーも付いていないので、今後の改良が望まれるところです。

Milan ベロモービル



前記のミュージックビデオで有名になった(?) Milan のホームページがいつの間にか立ち上がってました。まだドイツ語だけですが。

変にデコボコした形に見えますが、視界と流線型を両立するためにいろいろ工夫した結果のようです。ノーズの左右が出っ張っているのは足のスペース確保のためで、足の間から前を見れるわけです。前輪を覆っている部分も最小限の大きさになっています。この結果 Quest より前方投影面積は小さいと思いますが、その分空気が乱れて Cd 値が犠牲になっていないのか興味あるところです。

内部は Quest と似ていますが、ハンドルは WAW/Bries と似たサイドスティック式になっています。このほうが乗り降りが楽になると思います。 車体サイズは Quest とほぼ同じ、車輪サイズも同じです。

2008年12月18日木曜日

Quest ベロモービルの内部



納車はまだですが、Bluevelo の撮ったビデオを貼っておきます。今度私が購入した Quest 204号です。

ミュージックビデオ:「ベロモービル」



何なんでしょう、これ・・・

2008年12月17日水曜日

全車両

現在所有中の自転車の画像を集めてみました。ガレージにはこのうち3台ほどしか置けないので残りは貸し倉庫に入ってます。そのうち詳しいインプレ書き込みますが、とりあえず写真だけ:






Quest 金曜日に納車?

Quest は昨日発送、配達予定は19日となっている。 トラック便 (Roadway) なので現地営業所の状況で配達が遅れることが多いらしいが、クリスマス前にはほぼ確実に届くようだ。


2008/12/19 追記: 19日になりましたがまだ900km離れたオハイオ州に居るようです。早くても今夜営業所に到着、配達は月曜日?

2008年12月14日日曜日

スピードマシン 

Lynxx の前に通勤・街乗りに使っていたリカンベント、HP Velotechnik Speedmachine です。この旧型モデル(確か2004年モデル)は現行モデルよりシートが低いのですが、それでも「スピードマシン」という名前の似合わないツーリング用リカンベントです。

乗車ポジションは非常に気に入ってました。今まで所有した中で最大のBB高(シートから計って)だと思いますが、特に首も足も疲れませんんでした。その後格安の Lynxx を eBay で手に入れたので結局そちらに乗り換えましたが、そんなことがなければ今でもこれに乗っていたと思います。

Lynnx と比べると利点は
・前サスがコンパクト
・高BB

Lynnx に劣る点は
・前サスのアップグレード不可(フレームに内臓されてるのはエラストマー式の単純なサスです)
・チェーンの取り回しが難しい(シートが低いので当然なんですが)
・特殊パーツが多い

ちなみに上の写真の撮影場所は近くの Monte Sano という山(丘?)、自走で自宅から頂上まで1時間で行けます。街からの標高差は300m程度で、トレーニングに使っているロードバイク乗りも多いようです。

通勤用リカンベント


現在通勤用に使っている Optima Lynxx です。 これまで色々なリカンベントを所有し、通勤用にも一通り使ってみましたが、フルサスのSWBが一番実用的だと思います。ノートパソコンやカメラなども安心して運べます。それに買い物などで荷物が重くなってもハンドリングが悪化しません。

ヘッドライトは Dinotte 200L-Li、TerraCycle のアクセサリーマウントを使ってディレーラーポストに取り付けてあります。通勤路にはすべて街灯があるので最初は安物の1Wライト使っていたのですが、夕方薄暗いところで事故に遭ってしまいました。側道から出てくる車に見落とされたのが原因です。Dinotte に変えてからニアミスもありません。 

後方には Dinotte ライトを二個(赤+黄)付けています。黄色は昼間でも点滅モードで使用、赤は夜だけ点灯です。赤の点灯だけでも十分とは思いますが、厳密に言えば赤ライトの点滅は違法ですし、点灯のほうが距離感が掴みやすいと思います。(黄色ライトの点滅は合法です)

その他「通勤用」の装備は

・左右ミラー (Mirrycle)
・エアホーン (Air Zound)
・リアラック+Ortlieb パニア
・フレームバッグ(Fastback Norback)
・前後フェンダー
・キックスタンド

など。ポンプ、携帯工具、予備チューブはフレームバッグに入れているので、パニアは両方とも他の荷物に使えます。

2008年12月13日土曜日

ベロモービル購入の経緯5: Velomobiel.nl Quest


あと2週間で Bluevelo TEAM 納車というところで Bluevelo からまた連絡が。新しい Quest 試乗車が来るので、 TEAM の代わりに古い Quest 試乗車を売っても良いというのです。古いといっても No. 204、去年夏に Bluevelo に納車されたもので走行距離はたった 2000km。値段は TEAM 新品とほぼ同じです。

しかし TEAM に比べればいくつか欠点もあります。まず駆動系の手入れが面倒そう。それに前輪までボディーに隠れています。ただ車輪はすべて片持ちなので車輪を外さなくてもタイヤ・チューブ交換は可能のようです

結局決断の決め手は完成度。どこのレビューを読んでも Quest の完成度は最高とあります。たった3人の社員が200台以上手作りで作ってきたわけで、その間にいろいろ改良が重ねられているんでしょう。 その反面 TEAM はいくらライセンス製造とはいえ、数ヶ月前に生産が始まった製品です。

というわけで TEAM の代わりに Quest が来ることになりました。12月15日発送の予定、ってもう明後日ですね。カナダからアメリカ合衆国への発送なので税関で遅れる可能性はありますが、順調にいけばクリスマスに間に合う予定です。

ベロモービル購入の経緯4: Bluevelo TEAM 

ちょうど Bries の注文がキャンセルされたころ、前から Alleweder 購入の件などでコンタクト取っていた Bluevelo から TEAM という新ベロモービル開発の知らせが来ました。Bluevelo はカナダのベロモービル専門代理店で、これまで velomobiel.nl, Flevobike, Cab-Bike など一通りの輸入販売を行っていましたが、今度製造も開始するということです。 シャーシー部(下半分)は Cab-Bike の完全コピー(ライセンス製造)、上半分は自主開発のようです。

Cab-Bike はドイツ製のベロモービルで、居住性と実用性を最優先した設計です。モノコック構造フルサスという点では Quest などと同じですが、完全密封キャビンにはワイパーや頭上バックミラーまで装備され、チェーンは外界からだけでなくライダーからも隔離されています。ボディー後部を外すと後輪が露出されるので手入れも楽。欠点は重量と空気抵抗ですが、オープン式の TEAM では両方とも多少改善されています。(その代わり居住性は犠牲になりますが)

12月には納品できるという話だったので思い切って注文しました。

2008年12月12日金曜日

ベロモービル購入の経緯3: fietser.be bries




私が現在住んでいるのはアラバマ州ハンツビル(Huntsville)という小都市です。アラバマは「アメリカ南部」の真ん中ですが、それでも内陸なので冬は寒くなり、昼間でも零下ということも珍しくありません。この条件で毎日自転車通勤(といっても片道5km程度ですが)するにはやはりベロモービルが欲しくなります。

という口実で去年の夏ごろ新ベロモービル購入を決心。Sorcerer の経験から絶対妥協できない点は二つあります:

・フルサス。 ベロモービルは車体が重い上に平地ではスピードが出るので、サスは必需品です。

・モノコック構造。 Sorcerer のような金属フレーム+ボディーの場合、ボディーが薄いので振動し騒音源となります。それに床も薄いパネルなので乗り降りに気を使います。

しかしベロモービルはどこのメーカーも生産台数が極端に少なく、需要に追いつけない状況です。一番欲しいのはレースから通勤用まで広く使われ評判の良い Quest. しかし3年待ちです。

ここでタイミング良く発表されたのが fietser.bebries という製品。Fietser.be は既に WAW というベロモービルを製造していましたが、これは前サスが付いてないので候補から外していました。しかし bries はフルサス、もちろんモノコック構造、おまけにディスクブレーキ標準装備、などスペックとしては完璧でした。まだ開発途中の新モデルを注文するのは不安でしたが、他に1年以内に入手できるモデルもないので発注しました。

しかし残念ながら不安は的中。2008年4月納品のはずが5月になっても音沙汰なし、その後代理店から「bries は製造中止になった、WAW にするか?」という電話が入りました。予想以上に製造コストがかかり採算がとれなかったというのが理由らしいです。前記の理由で WAW は嫌だったので結局キャンセルしました。

ベロモービル購入の経緯2: Alleweder




次に購入を検討したのは Alleweder です。Alleweder とは全天候(all-weather) という意味だそうです。

Alleweder は元は Bart Verhees というベルギー人のエンジニアが開発し、これを元に Flevobike がキットとして販売していました。しかしその後 Flevobike は自転車製造から手を引き Alleweder も発売中止となりました。 一方 Bart Verhees は諦めず改良モデルを開発、これが後に Alligt からキットとして発売され、現在でも生産されているようです。上の写真は Alligt の A4 モデルです。 

なお Flevobike の元 Allight 開発・生産チームは独立して別のベロモービルメーカーを創設、これが Quest/Mango のメーカー velomobiel.nl です。 またアメリカでは David Eggleston という人がVelomobileUSA という会社を始め、Flevobike Alleweder の設計をライセンスして製造を始めました。

私は Alligt Alleweder の外観とシンプル・実用的なデザインに惹かれ問い合わせたのですが、損害賠償を恐れているらしくアメリカには販売できないと言われました。もっともキット購入しても組み立てのスペースに困りますが・・・ それにそのころはアパート住まいだったこともあってベロモービル購入は見合わせました。

ベロモービル購入の経緯1: Trisled Sorcerer



4年前、アメリカに引っ越したときに購入した Trisled Sorcerer です。プロトタイプ/試乗車だったので格安でしたが、オーストラリアからアメリカまでの送料は結構かかりました。それでも velomobiel.nl などの老舗メーカーの製品に比べればずっと安く入手できましたが。

しかしベロモービルとは名ばかりで、普通のリカンベントトライクにグラスファイバーのボディーを載せただけです。サスが無いので公道では騒音と振動が酷く、性能がなかなか発揮できませんでした。それに修理・点検時のアクセスなど全く考慮されておらず、後輪のタイヤに空気を入れるだけでも一苦労でした。(シートの後ろに固定されている荷台を取り外さないと後輪に手が届きません)

これらの事情で半年で売却してしまいました。新オーナーはレース用に使っているようで、この機種はこれが正しい使い方かもしれません。